大変な変わりよう・・・
母は化粧をしない人でしたが、きれい好きで、生活環境は元より自分の身繕いも常にキチンとしていました。
朝起きると直ぐに着替えるので、母の寝間着やパジャマ姿を見たことはほとんどありませんでした。
飾り気は全くと言っていいほどありません。髪はショートカットではありませんが、洗顔した後直ぐに後頭部へ丸め、ビンドメ?で止めて、ネットを被り、キリッと整えて乱れているところを見せませんでした。爪はいつも短く切っていて、マニキュアは塗りません。
そんな母も、2004年の夏頃から徐々に部屋の中の状態には頓着しなくなり、掃除をしないので、私や弟が毎週1回~2回掃除をすることになりました。
今思えば、本当は自分でするように仕向けた方が良かったのかも知れません。
ヘルパーさんをお願いすることになった2005年の春ころには衣類にも全く気を使わなくなり、私たちが着替えさせなければ季節に関係なく、いつでも同じものを着ているようになりました。むろん洗濯もしません。
しかし、おかしなことに、土曜日や日曜日の朝、洗濯物をベランダの竿に干してから昼の食材などを買いに出てもどると、まだ乾いていない洗濯物を全部取り込んで、部屋の片隅に置いてあることがよくありました。
買い物からもどり、「え~っ!もう取り込んじゃったの?乾いていないのに・・・」と言っても無視です、自分ではマズいことをしたと思っていないらしいので、ケンカにもなりません。
髪は伸び放題で輪ゴムで後ろに束ねていましたが、普通の輪ゴムではあまりにも惨めなので、近くのスーパーや100円ショップで中学生などが髪をまとめるのに使う黒いゴムや輪になったものを、なんとなく恥ずかしい気持ちを押して買っって来て、母に渡していました。
それもやがて自分ではしなくなり、私がまとめてあげなければならなくなりました。
でも、後ろでクルッとお饅頭のようにするテクニックは私にはありませんので、ポニーテールにする程度でした。
以前にも書いたヘルパーの綾野さんが来てくれるようになって、いつも真っ先に髪を整えてお婆さんらし~い髪型にしてくれると、自分のことのように嬉しかったものです。
爪も全く切らなくなりましたが、このくらいは私にもできました。特に嫌がることはなく、深ヅメにならないよう慎重に切りました。
私が小さい頃は父が私の爪を切ってくれていたことを、思い出しながら。
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コメント
KazuWさんコメントありがとうございます。
私の場合は弟と交代で介護していましたが、それでも当時はそんな状況を理解してくれる人が他に居ないような心細さでした。記事にも書いたことがありますが、精神科の医師や、ケアマネージャー、それにヘルパーさんなど、理解してくれる人が他にも居るんだ、と感じたときは、とても救われる思いでした。
私も貴方のブログを拝見させていただきます。
投稿: KK | 2008年3月 5日 (水) 10時13分
ブログを拝見させていただき、同じような経過をたどっていると、一人で納得しています。
生まれも小生とほぼ同じのせいか、仲間ができたようで、ホッとした気持ちでいっぱいです。
今後も、参考にさせていただきます。
投稿: KazuW | 2008年3月 5日 (水) 05時36分