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2008年3月

家族の親睦会その3

家族からの意見には、次のようなものもありました。

あるとき、入所している親族が体調を崩し、病院へ連れて行かなければならなくなった
ことがあり、連絡をもらった。
病歴は施設に入所するときに報告してあり、治療を受けていた病院も知らせてあった
はずなのに、施設の提携している病院へ運ばれたが、一般の外来患者と同様の扱い
で、長時間待たされたこと、認知症があるため、十分な症状の説明ができなかった
ことや、残念ながら初めての医師による若干の判断ミスもあったようで、その後、
家族からの申し出により、以前の病院へ運んでもらったが、手遅れになるところだった
とか。
特養ホームと、提携病院とはどのような関係なのか?という質問も。

提携病院とは言っても、入所者に対して特段の扱いを期待できるものではないし、
ましてやイザ入院というときのためにベッドを確保するなど、経済的な意味を含めて
できることではなく、診察を拒否されない程度であるらしい。
十分な医療体勢を期待するのであれば、医療機関を併設しているような有料老人ホーム
でなければ対応できないのが現状、という話しでした。

母が足首を腫らせて痛がったときは、病院へ連れて行くから家族が付き添うようにとの
連絡をもらい、時間の都合をつけてくれた弟が同行しました。
施設から病院までの足はクルマを出してくれましたが、やはり一般の外来と同じ扱いで、
認知症の母と1時間以上も待たされて困ったと、弟が話していました。

母の場合は、在宅の頃に私が病院へ連れて行ったこともありますが、病院の待合いで、
長時間じっとしていることができません。そこは子供と同じですが、子供と違うのは、
抱っこして歩き回ったり、お菓子を与えて気を紛らわせるなどの方法ができないことや、
待たされる不満を大声で言い出し、帰る!と騒ぎ始めるのでした。

また、
せめて提携病院と謳うのであれば、入所者の症状を事前に通知しておいてもらわな
ければ、ある日突然付き添うようにと言われて、家族が行っても、いつ頃からどのような
症状なのかを詳しく説明することができず、妥当な検査や診察が受けられないことにも
なりかねないので、連携のあり方に工夫が必要ではないかと感じました。

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家族の懇親会その2

親睦会の後、家族から施設への要望を聞く場にて。

ある入所者の家族は、入所者である認知症の肉親が、「何か失敗をしたときに頭を叩かれて、自尊心が傷ついたようだ、そういうことはやめて欲しい」、と話していました。

あってはいけない残念なことだと思いました。少しオーバーですが、ときたま報道される、入所者に対する虐待の一種とも考えられます。痛いほど叩かれなくても、高齢者の自尊心を傷つけるには十分であることに気づいてもらわなければなりません。

私も、母に認知症の症状が出始めた頃、「もう忘れちゃったの?」「さっき…したばっかりじゃない!」「…ができないの?」など、子供を育てるときにも使った覚えがありますが、相手は年上の大人ですから、状況も意味も、言われる側の受取り方も大いに違います。叩きはしませんでしたが、ずいぶん言葉で母を傷つけていたのだと、今になって悔やんでいます。

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