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2008年5月

以前とは別人のよう

ショートステイ先の老人施設で転倒し、軽いとは言え、年末に脳挫傷で入院。
脳挫傷は問題無いが、認知症の患者は迷惑だと言わんばかりの対応で、追い出されるようにして、1月5日に退院し、自宅に戻りましたが、認知症が更に悪化した感じで、以前の母とは別人のようでした。

着ているものも、髪も全く気にしないし、自分では起き上がることも暫くはままならない状態です。病院でずっとベッドに居たからかも知れません。
食事の量も以前より極端に少なくなり、私達やヘルパーさんとの会話も以前にも増して支離滅裂で、意思の疎通が困難になってしまいました。

暫くは自宅で静養というか、リハビリが必要です。できるだけ話しかけ、以前好んでいた食べ物を用意し、介護というよりも看護に近い生活になりました。
ケアマネージャーも心配して見舞いに来てくれたり、介護計画も修正して、少しでも多くヘルパーさんが来てくれるように調整してくれました。
スーパーヘルパーさんの綾野さんは、母を見て、あまりの変わり様に涙をこぼしていました。

入所を予定していた特養ホームにも事情を説明し、容態を報告、入所には暫く様子を見たいと連絡しました。特養ホームの担当者は主治医の診断書を提出するようにと伝えてきました。これで入所を断られるようになるのではないか?と とても心配になりました。

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認知症の患者は迷惑

母は、ショートステイ先の老人施設で楽しく迎えるはずだった2007年の正月を病院のベッドで迎えることになってしまいました。
私も落ち着かない気分のまま正月を迎えました。
1月3日に病院へ面会に行きました。
ベッドの上で、先日と同じように上半身を起こした状態で、何か大きな声でしゃべっていました。私が行くと悲しそうな顔をして、「もうヤダよこんなところ・・・」と言って泣き出しました。

先生に呼ばれて容態を聞いてみると、「以前にも言ったが、脳挫傷は軽くて問題はなさそうなのだが、未だに食事を採ろうとしない、このままでは体力が減退してしまうし、点滴で必要な栄養は補給しているが、正常な状態にならない」
「本人も家に帰りたいと言っているし、なにより、夜中でも大きな声で息子さんの名前を呼んだり、歌を唄ったりして、他の患者さんが迷惑しているので、早く退院して欲しい」
と言うのです。

内心、「病院なのに何てヒドイ対応だろう・・・」と思いながら、「またか・・・」とも思いました。
これまでにも、病院へ入院するたびに、まともに退院したことがなかったからです。
点滴のチューブを引きちぎって、逃げ出そうとしたり、早朝に院内をウロついたり。足の指を骨折しているのに、電話を掛けるのだと言って勝手にベッドを下りてナースステーションの前まで歩いて行ったり。
いつも迷惑がられ、「病状が良好だから退院してもよろしい」というのではなく、「早く出て行ってくれ(連れて帰ってくれ)」と言われて退院してきました。

私は、「今直ぐにというわけにも行かない、明日も様子を見に来るから、5日に退院させて欲しい」と頼んで、悔しい思いを抱きながらその日は帰宅したのでした。

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軽い脳挫傷

12月29日の午前中にショートステイ先の老人施設へ行き、もう一度事情を確認してから、ショートステイのために持ち込んであった着替えや洗面用品などを受取って、入院先の病院へ向かいました。

大きな総合病院で、内科病棟の一つの病室(6人部屋)のほぼ中央のベッドで、母はベッドの上半身を起き上がらせた状態で、呆然としていました。
外傷はありませんが、腹部に何かのセンサーらしきものをつながれて、視線はどこを見ているのか解りません、かなりのショックだったのだと思います。ひどく疲れた様子で、話しかけてもほとんど反応がありません、昨日の朝、ショートステイへ送り出したときはあんなに元気だったのに・・・どうなっちゃったの? と 不思議な感じでした。

別室に呼ばれ、頭部のレントゲン写真を見せられました。担当医の話しでは軽い脳挫傷で、頭蓋骨と硬膜の間に若干の出血が見られるがこの程度であれば自然に吸収されるので心配はない、食事を採ろうとしないので困っている、点滴で栄養を補給しているが、自分で食事をするようにならないと退院しても回復が遅れるので、少し様子を見ましょう。との話であった。

年末年始は病院で過ごすことになってしまいました。

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夜中の電話

2006年の年末から翌年の1月3日まで留守になるので、ベランダにある植物の鉢のいくつかを二人のヘルパーさんに預かってもらうことにしたり、大掃除というほどでもありませんが、いつもより念入りに掃除もして、万全の準備を整えました。

年末も押し詰まった12月28日の朝、ヘルパーさんと一緒に母をショートステイに送り出し、私は仕事の片付けや年賀状の準備などに追われ、自宅に戻ったのは夜の10時を回っていました、食事をする時間もとれなかったので、遅い夕食を済ませて風呂に入り、11時過ぎた頃、電話が鳴りました。

こんな時間に誰だろうと思いながら受話器をとると、今朝ショートステイに送り出した施設の担当者の若い男性の声でした。
22:20頃に母が自室で転倒した、と言うのです。夜勤担当者が各部屋のモニタを見ていたら母の部屋の様子が変なので、見に行ってみたら倒れていた。
意識はあるので介護して、様子を見ている、また状況に変化があれば電話します、といい一旦電話を切りました。

どんな状況なのかあまりよく分からないこともあり、落ち着きません。
24:30頃になってもう一度電話があり、今度は病院に居るといい、「吐き気がするというので、急遽提携の病院へ搬送して、入院することになった」というではありませんか・・・。

埼玉県の私の自宅からは、もう電車で行ける時刻ではありませんでしたし、命に別状があるというわけでは無いというので、都内に住む弟に連絡して、とりあえず病院へ行ってみてくれるように頼みました。
年末年始はショートステイで安心、などとは言っていられない事態です。

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2回目のショートステイ

特養ホームへの入所の可能性が見えてきたので、ケアマネージャーとも相談して、母には自宅以外の場所で眠ることにも慣れてもらった方が良いのではないかと思い、次なるショートステイの計画を考えました。

これから予約するとすれば、年末年始を老人施設で過ごさせてもらえたら、自宅に居るよりも楽しいだろうし、弟と私も助かると思い、前回お願いしたところに確認すると、さすがに人気のある施設だけに、年末年始は既に予約で一杯になっていました。

もう一つ、自宅から徒歩でも行けるところにある特養ホームでもショートステイのサービスをしていることを調べ、申し込みました。12月15日に担当者が面接に来てくれて、前回の老人施設と同様の質問や注意点を伺い、契約書にサインしました。
今回は12月28日から翌年1月3日までの6泊7日の予定です。
年末年始は、所内でも何かと催しもあって、楽しく過ごさせてもらえるだろうと期待しました。

27日は、入所を申し込んだ特養ホームからの担当者が来て、こちらも面接。認知症の状態や、日常生活で自分でできることと、できないこと、そして生活習慣なども詳しく説明して、施設側の審査を受けることになりました。

28日(木)9:40、ショートステイ先の老人施設(特養ホーム)から迎えのクルマが来て、ヘルパーさんと共に見送りました。家族が一緒ではないけれど、それぞれに安心して年末年始を過ごすことができそうだと、ホッとしたのです・・・が。

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特養ホームと病院の違い

一通り施設内を見学させてもらってから、応接室でフロア担当の方からお話しを伺うことになりました。
私達がこれまでやってきた介護生活の中で起きた出来事や、懸念される事などを率直に話して、どのような対応が可能か確認したかったのです。

母は畳に布団を敷いて寝ることに慣れているので、ベッドの生活ができるか?という不安。弟のベッドで昼寝して落ちて足の指を骨折したこともありましたから、極力高さを下げてもらうことにしました。
もし、どうしてもベッドに抵抗があるようであれば、床にマットレスと布団を敷いて、慣れるまで様子を見ましょう、と言ってくれました。
ベッドは床上20cmくらいまで下げることができるし、着脱可能な手すりも着いていました。

また、トイレの場所(部屋の中ではありますが)や使い方に慣れるまで、ヘルパーさんが極力介助してくれるとのことでした。
他の人たちの部屋は、フローリングのまま使用しているようでしたが、室内にカーペットを敷くことを許してもらいました。

これまで、病院へ入院しても直ぐに逃げ出したり、院内を歩き回るので迷惑がられて退院させられたことがあったことも説明しましたが、認知症の症状によっては、他の人の迷惑になるような行動をしたり、大きな声を出したりすることがあったとしても、それは本人が悪意があってしている訳ではないので、それを理由に退所を迫るようなことはありません、というお話しには涙が出るほど救われる思いでした。

特養老人ホームというのは、病院のように一時的な居場所ではなく、ここに転居して住むということなのです、という説明で、やっと病院的なイメージから離れることができたのでした。

その他、訪問歯科診療を受けていることや、精神科医(主治医)に往診してもらっていることなど、現在の生活をあまり変えなくて済むかどうかや、費用についても細かく説明を受けて、入所させてもらうことにしました。

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特養ホームの見学

5階建てのマンション風の建物。まずは外側をゆっくりと見て回ることにしました。
普通のマンションと異なる点は、敷地の境界にフェンスも生垣も無いことでしょうか。
花壇や植栽が整えられていますがどこからでも建物に近付くことができました。
1階には、大きなガラス窓のリビングルームのような部屋の様子も見ることができて、数人のお年寄りが居るのが見えます。
ブラインドの下がった事務室と思われる部屋もあり、正面側には立派な車寄せと駐車場、板敷きのテラスもあって、なかなかモダンな作りになっています。

私はこれまで、特別養護老人ホームというと、何となく病院のようなイメージを持っていましたので少し違ったかな・・・と認識を改めました。

正面玄関は風除室のある、外側は木製の、内側はガラスの自動ドアで、どちらもゆっくり反応します。入ってすぐ右側が事務室のカウンター。

先に施設内を見せてもらってから、お話を伺うことにして、もし、母が入所することになったらどの部屋へ入ることになるのか・・・エレベーターでそのフロアへ案内してもらった。
築1年の新しい施設なので、どこもかしこも確かにきれいです。エレベーター、照明、床・壁・天井や窓など、インテリアデザインの方面からの興味もありました。

廊下は塩ビの長尺シート張り、各階とも5つのユニットに分けられて、各ゾーンの中はフローリングで、10の個室があります。(3フロアで150名収容可能)
個室は軽く開閉できる木製の引戸、床は材質が変わるだけで全く段差がありません。とても静かで、出会う人たちはヘルパーさんや事務職員、皆「こんにちわ!」と声を掛けてくれる、たまにゆっくりと杖を突いた老人が歩いている。

最上階には多目的ホール、屋上は庭園になっていて季節の良い時は散歩もできるとか。ユニット内にはリビングルームがあって、ここで皆一緒に食事をしたりお茶をのんだり、テレビを見たりして過ごします。

各個室は、ベッド、洗面所、トイレと収納があり、自宅から思い出の家具や品物を持ち込んで、ある程度自分の部屋らしくしても良いそうです。窓はペアガラスの大窓ですが、10cmくらいしか開かないようになっていて、勝手外へ出ることはできません。内側は障子の引き戸になっていますから、室内には柔らかい光が入ります。

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