少し幸せ
しばらくこのブログは更新していませんでした。
母は昨年の12月18日から体調を崩して入院していました。
発熱が見られたため、施設の担当医師による診察を受けたところ、唾液の誤嚥が
原因と見られる肺炎が疑われたので、入院して検査をしてもらったら、その通りで、
入院療養となってしまい、年内の退院ができなかったのです。
もし肺炎にならなかったとしても、胃ろうの交換時期になっていましたから、12月には
病院へ行く予定にはなっていましたので、年が明け、肺炎が治ったところで1月6日
には胃ろうの交換も実施してもらいました。
結局退院できたのは1月19日(丁度1ヶ月)になりました。
入院中は施設でお世話になっているのとは違い、パジャマやバスタオルなどの交換を
してもらうと、家族が洗濯をしなければなりません。
3日に1度くらいの割りで見舞いに行っては洗濯物を持ち帰り、また持って行く、を
繰り返していました。
退院当日は、施設から介護師さんがクルマで迎えに来てくれることになっていました
ので、30分ほど前に病院へ行き、入院と治療費の精算や、着替えなどの取りまとめ
をしました。
母に『今日、退院できるからね』と言うと、母は何を思ったのか手招きをするので、
私が顔を近付けると、そっと何回も何回も私の頭をなでてくれたのでした。
母は何も言ってくれませんでしたが、少し幸せでした。
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