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「ネッパツ」に抵抗感

母がお世話になっている特養ホームからは、母の健康状態に変化があったり、予定外の投薬が必要になった場合などには、私の携帯電話に連絡してくれます。
昨年も何回か、そのような電話をいただきました。

「発熱があった」「往診の医師の指示で投薬することになった」「痰が絡んで咳き込んだので看護士さんに吸引してもらった」などなどです。
どんなことでもこまめに電話してくれて、丁寧な説明をしてもらえるのはありがたいのですが、何度言われても引っ掛かる言葉が一つあります。

初めて聞いたときは一瞬意味がわからなかった。それは"ネッパツ"という単語です。
意味は「発熱」のことらしいのですが・・・

『昨夜から○○さんにネッパツがありまして…』

『昨日もお知らせしましたネッパツのことなのですが…』 という感じです。

普通に「発熱」と言い替えても何も問題はないように思えるのですが、これは業界用語なのか最近の若い人達の普通のコトバなのか?

私は60歳になろうとしていますが、私の辞書には「ネッパツ」という単語は無いのです。
単なる私の無知なのかも知れません・・・ネットで検索すると看護用語だとか、競馬用語だとか諸説あるようです。

子供を預けている保育園の若い保母さんからの連絡なら、たぶんこちらも若いし、子供のことなのであまり気にならないのかも知れませんが、
オーバーに言えば明日をも知れぬ年寄りの状態に関する説明としては事態の深刻さ(深刻な状況とは限らないけど)と発音の強さというか、軽さから来る違和感があって、私には今一つシックリこないのです。

特養ホームの入所者はもちろんのこと、家族もあまり若くはありません。

まったく大したことではないことは解っているのですが、私は気になってしまうのです。

介護・福祉といった仕事はサービスを提供する側と受ける側の信頼関係がとても大切な仕事です。若い介護福祉士の皆さんが私に話をしてくれるときに、とても丁寧なことば遣いで気を配っていることはよく分かるのですが、年齢差のある人と人のコミュニケーションは難しいと感じる一瞬です。

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