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2012年6月

母のメモ書き

郵便物の整理のため、今は誰も住んでいない実家へ行きました。

いろいろな投げ込み広告や、光熱費の領収証などが、郵便受けに

ギュウギュウに詰まっていました。

部屋の中も、2007年の2月に施設へ入所して以来、冷蔵庫の中のものを

捨てたり、とりあえずその時点でのゴミは捨てたましたが、その後も、

折を見ては行って、少しずついろいろな物を整理しています。

壁に掛かっているカレンダーは、今も2007年2月のままなのが、悲しい。

父が亡くなってから、母は毎日 日記を書いていた、大学ノートに

ビッシリと書き綴っていたものが、何冊も残っています。

タンスの引出にも、ノートのページの切れ端がありました。

2003(平成15)年2月2日の出来事

私の頭が変で、自分が何をしているか、また、からだをどうしていたら

良いのか、ぼーっとしてしまって、1日する事がしっかり覚えない、くるった

体が自分ではないような気持ちで、人の名前までわからなくなってしまった。

今迄毎日あって、私のことを心配してくれる人の名を忘れて、もうろうとして

する事はどうにかして来たその時に、一番毎日会っている公一さんと克幸と

二人の事がまちがって、克幸さんと公一さんをまちがえてしまった。

どうしてこんな事になってしまった(母さんが変になった)

大正十二年2月22日生まれ

と、青インクの万年筆を使って、たどたどしい筆跡で書いてありました。

自分でも「認知症」(当時はあまり一般的な言葉ではなかった?)になり

始めていることへの漠然とした不安に怯えていたことがうかがえます。

当時はまだ、「母さん少しボケてきたねぇ」などと言っていた頃のことです。

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