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2014年4月

手助けは認知症を進める一因?

前回は1月30日に胃ろうの交換をして3ヶ月、4月3日に交換前検診を受け、昨日15日に今年になって2回目の胃ろうカテーテルの交換に行って来ました。

病院は新たな情報管理システムを導入して、最初にパソコンのタッチパネルディスプレイにタッチして出てくる受診番号票を受け取り、番号が呼ばれたら受付に来院の旨を告げ、受け付けてもらい、指示を受けることになりました。

これまでにも母を連れて数えきれないほど大小さまざまな病院へ行き、どこでも本当によく待たされたものです。
もちろん患者数が多いことが最大の原因だとは思いますが、病院側の事務処理システムの問題や、事務員の手際の悪さが原因と思われるところも少なくありません。

新たな受付システムが導入されたことによってどの程度効率が改善されたのか?
評価は微妙です。
処置が済んで会計を待つだけで30分以上となり、受付に事情を説明して確認してもらったら、約5分後には名前を呼ばれました。

待つのも自分一人であればどうということはないのですが、重度の認知症となった母を車いすに座らせたまま、混みあう待合ロビーで長時間待機するのは気を使うものです。

自分ではしゃべることはおろか名前を呼ばれても返事もできないので、私はトイレに行くこともできません。
以前に比べれば大分治まって来ているのですが、ときどきア~ァ!ア~ァ!と、周囲の人がびっくりするような大きな声を上げたりして注目を浴びると、冷や汗がでることもしばしばです。

昨日も待っている間に何回かア~ァ!をやられて、その度に理解できるとは思えなくても、顔を見ながら耳元に「もうすぐだからね、もうチョットまってね・・・」などとささやきながら肩をさすったり膝を軽くトントンと叩いたり、まるで赤ちゃんをあやすのと同じような行動を取らなければなりません。

母の「ア~ァ!」の直後に傍に居たお婆さんから声を掛けられた。

『お幾つですか?』

「91です」

『私より6歳年上、寂聴さんと同じですね、お母さん?』

「ハイ。 (お婆さんは)お元気そうですね・・・でもお元気なら病院には来ないか(笑)」

『膝と腰が痛くてね、診察というよりもクスリをもらいに来ているんですょ』

『でも幸せですねぇ、子どもさんに見てもらえて』・・・よく言われるセリフです。

『大変よね~、何年?』

「7年くらいです」

『私は家出しているんですよ、歳だからといって何もさせてもらえず、何でもやってもらって

いると早くダメに成ってしまいますからね・・・』

一人暮らしをしているという意味らしい。

『毎日図書館を3ヵ所回って、新聞も2紙とって読んでるから何でも解ります、

どんなことを聞かれても応える自信がありますよ、小保方さんのこととかも・・・』

名前を呼ばれたらしく、『まァきれいなお顔』 と言って立ち去りました。

母が一人暮らしをしつつ、軽い認知症になりはじめた頃、僕は足繁く通って食事の用意や

掃除、洗濯をしたものだったが、それも認知症を進ませる一因になっていたのかも

知れません。

だからと言ってどうすれば良かったのか?

ガスを点けっ放しにして鍋を焦がしたりされるようになると、認知症どころか危険なことも

あるので放ってはおけなくなるのが現実です。

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